止まぬ江南の雨
世人道江南雨天下独
ぬれて瞑る私の目
又怎知泪洒江南伤心处
移ろうは人も花も
儿时不知树死井易枯
来たらぬをただ待ちぬ
长成后独住不见人归乎
晴れぬ江南の霧
世人道江南雨天下雾
霞み見えぬ私の恋
又怎知时年不再情意古
言の葉はいと脆く
儿时信口说君吟卿舞
アキの風に巻かれ散る
却看见十里红妆转角无
散らぬ江南の雲
世人道江南雨天下苏
行方知らぬ私の血
又怎知天地翻涌云烟覆
大志より快楽を
儿时矢志定不如仕途
飲み明かそう今宵も
今朝饮酒作乐尘世俗
褪せぬ江南の色
世人道江南雨天下哭
赤く染める私の身
又怎知红尘险恶情难度
振りかざすそなたの
儿时吹叶言姬为吾护
刃もまた麗し
眼前执刃着又令谁出
枯れぬ江南の川
世人道江南雨天下枯
流れ絶えぬ黄泉の国
又怎知花开遍布黄泉路
共に生きる彼の日々
儿时树下读书念诗赋
夢幻なりをと嗤いき
现却冷笑道人鬼本殊途
果てぬ江南の道
世人道江南雨天下孤
曲がりくねる巷よ
又怎知烟雨蒙蒙道路阻
そばに在りし姿や
儿时花开风吹落数朵
初めよりあらぬを
而今相对花灭如亡途
暮れぬ江南の日
世人道江南雨天下暮
衰えの知らぬ街
又怎知暮去朝来颜色故
我が身を留める場所
儿时恐此生不能相助
ただそなたの元のみ
现愿死只盼君能度此途
終えぬ江南の恋
世人道江南雨天下出
心を雨に託そう
又怎知一念为君真心付
梢摇らすそよ風
曳枝落花舞
それは私のため息
都道尽这江南痴情江南木