作词 : 无
作曲 : 无
山の向こう日が落ちて 夕闇が影を隠す
街の灯が道に落ちて 影をつくる
人気のない小さな店 片隅に腰をおろす
グラス越にロウソクの 火が揺れている
帰りたくない 今夜だけは
何もかも忘れて 眠ってしまいたい
山のむこうは海のような
海のむこうは街のような
雲はくらく——
空想が罪だろうか
白いがくぶちの中に
そんな絵がある
今晩はお月さん ここからじゃ見えないけれど
想い出に誘われて 涙が落ちる
帰るところが 私にはない
あなたのところへは もう帰れない
あなたのいるところ 私には遠すぎる